過剰回内がどういったものか知っていますか?
かじょうかいない、と呼びます。
また、英語でオーバープロネーションということもあります。
これがどういったものか、字を見ただけではピンとこない方もおられるかと思います。
回内、とはそのまま、「内側に回ってしまっている状態」のことで、それが「過剰=必要以上」になってしまっている状態のことを過剰回内といい、よく問題になるのは足首です。
実はこの過剰回内、足のトラブルの大きな原因になっているのです。
足首を見てみましょう
立った状態で後ろから見てみると一目瞭然です。
過剰回内を起こしている方は程度の差こそあれ、足首が写真のように曲がっているのです。
アキレス腱とくるぶしに注目すると、曲がっているかどうかが分かりやすいと思います。
これはご自分では確認できませんので、ぜひご家族にでも写真を撮ってもらってみてください。
写真を撮るのがお好きな方でも、自分の後ろ姿、ましてや足首の写真なんて撮ったことなんてないのでは?足首がまっすぐであれば正常に立てているということになりますが、曲がっている場合は間違った立ち方をしていることの証明になります。
今、足にトラブルを抱えていなくても、将来痛みが出たりする可能性があるということです。
ご自分での確認の仕方
写真を撮ることが難しい場合、他の方法で過剰回内の有無を確認することができます。
まず、立った状態で足を見てみてください。
この時、過剰回内は、正式には「踵が」内側に倒れてしまうことをいうのですが、踵が曲がると「足全体が」内側に倒れてしまうのです。
それは「内股」のことではないかと考える方がおられるかもしませんが、内股は膝もつま先も内側に倒れています。
過剰回内の時は、つま先より膝が内側に入ってきてしまうので、その差が分かるのです。
また、足を動かして確認するほうがきちんと状態を把握できますので、ご自分の足が気になる方は、その方法をおすすめします。
どうやって確認するかは動画で詳しく説明していますので、そちらをご確認ください。
過剰回内がどういったものかを知りたいなら
踵が曲がっている状態・・・それは様々な症状を引き起こします。
具体的にきちんと知りたいという方は、こちらをどうぞ。