症例報告

【症例24】H.Sさん(60歳代/外反母趾に悩む男性)

今回は、60歳代の男性の症例をご紹介します。
H.Sさんは外反母趾とまめに悩まされてご来院されました。
当院のメソッドとは異なる歩行改善(歩行矯正)を受けたことがあるそうですが、あまり効果を実感できなかったようです。

「男性でも外反母趾になるの?」
「足のトラブルって、ハイヒールのせいじゃないの?」
そんな風に勘違いされている方が多いかもしれません。

足のトラブルは実は男性でも多いのです。ただ、女性よりも男性のほうが筋力があったり骨格がしっかりしていたりするので、大きなトラブルとして表れにくいというだけなのです。

HSさんの足を見てみましょう!

当院では、まず最初に必ずトライアルコース』を受けていただきます。
歩行を改善するためには、ご自分で努力する過程が必ず必要になるため、本当に頑張れそうかどうかを確認していただくためです。
その時に、足の裏から写真を撮ります。
これが、歩行改善をする前の写真《Before》となります。
その後、4~12か月をかけてプログラムを受けていただきます。そのプログラム終了時に「どれだけ改善したか」を確認するためにもう一度写真を撮ります。これが《After》となります。

《Before》

《After》

当院の特徴として、外反母趾が改善したかどうかを痛みの改善度だけでなく、数字で客観的に判断していただけます。

改善度を数字で見る!

それでは、Sさんが7か月でどれほどに改善したかをグラフで見てみましょう。

最初にご来院いただいた時には、右が18.0度、左が16.3度と角度としては「軽度」レベルの外反母趾でした。しかしSさんは痛みを感じておられましたので、角度に関係なくすぐに手当てが必要な状況でした。
7か月後にはぐんと改善されて10度以下となっています。
また足の幅が0.3~0.5㎝改善しています。
足の幅というのはあまり気にされておられる方が少ないかもしれませんが、外反母趾の指標のひとつです。正しい歩き方ができるようになると自然と足の幅は狭くなります。
「たった数ミリの改善」と思われるかもしれませんが、これだけでも、靴が大きく感じるようになったりするなど、意外と大きな差なのです。

アンケート


道具を使わず、歩き方を修正して外反母趾を治す・・・
「そんなこと考えたことなかった!」
という方は大変多いです。
今まで、何をしても改善が見られなかったあなたの足のトラブル、歩き方を変えることで何かが変わるかもしれませんよ。