症状別

2★足の裏の前側が痛い!~中足骨骨頭痛症

若い頃からテニスが趣味のB美さん。そんなに若くないから無理をしないで仲間と楽しくプレーしています。
でも、ちょっと気になることが。

● 足の裏の指の付け根あたりが痛い
● 足をつくたびに痛くて長時間歩けない
● 足の裏の前部(指の付け根付近)の痛みや圧痛(押すと痛い)
● 足の裏の指の付け根あたりの皮膚が厚くなったような気がする

お友達に相談してみたところ、きっと靴のせいよと言われたので、靴を買い直して、痛いところにクッションを入れてみました。でもあまり変化がありません。テニスで負担がかかってるからじゃない?なんてお友達に言われてからは、テニスをするのを躊躇うように。

よくよく見てみたら、足の人差し指や中指のあたりに大きなタコができています。歩こうとして足を前に出すと痛みが出ますが、最近は足を庇うせいか膝や腰まで痛くなってきて、もう踏んだり蹴ったり。

靴のせいではありません

そんなB美さん、あなたは中足骨骨頭痛症の可能性があります。

足の指の付け根あたり、この部分を中足骨骨頭部といいます。立ったり歩いたりする時に、ここに過剰に体重がかかってしまっているのが原因です。
本来は人の足は、指先と踵が体重や歩行時の負荷を受ける構造になっているのでこの部分に過剰に負荷がかかることはありません。そのためこの部分はそれほど強くできていないのです。にもかかわらず、この中足骨骨頭部に負荷が掛かってしまっているために、痛みが出てしまうのです。
それは、テニス好きなせいでも靴のせいでもありません、過剰回内(オーバープロネーション)のせいです。

過剰回内とは踵の骨が外側に滑り足首が内側に倒れている状態のことです。この時多くの人がつま先より膝が内側に入っています。
回内という動き自体は、歩いている時には必要な動きなのですが、過剰回内というのはこれがずっと続いている状態で、この傾いた足になると土踏まずが自然と下がり(偏平足気味になる)、足の指が浮いて(浮指状態)きて、足が不安定になります。その不安定を解消するために体を前傾させてなんとか指で踏ん張って安定させようとします。しかし、過剰回内で指は浮いてしまっているので、この中足骨骨頭部に繰り返し体重の負荷がかかり、炎症が起き痛みが出てきます。

今痛みが出ていなくても対処することが必要です

痛みが出ていなくてもこの部分の皮膚が分厚くなって魚の目・タコができてしまっているという人も同じ状態になっているので、対処することが必要です。
ただし、少しでも痛みを和らげようと、痛い部分の下にクッションを入れたり、クッション性の高いインソールなどを入れると、一時的に痛みは和らぐかもしれませんが足がさらに不安定になることで、より負荷がかかってしまい症状が悪化することがあります。

つまり、B美さんの足の痛みは靴が合っていないとかではなく、間違った「立ち方」「歩き方」が原因なのです。
正しい足の使い方を覚えれば、テニスをしている最中に痛みに集中力を途切れさせられることもなくなりますよ。偏平足や浮指が解消されればパフォーマンスの上昇も期待できます!

B美さんと同じお悩みをお持ちの方!
改善のために、正しい足の使い方を知りませんか?
当ラボでは正しい足の使い方を身につけることを治療の中心に行っています。
正しい足の使い方をすると、土踏まずがしっかりできて、足の指が自然と着くようになり、安定して立てるようになります。安定して立てるようになると無理にふんばらないため、中足骨骨頭部への負担がなくなるので痛みなく歩けるようになります。
ただ、長年間違った足の使い方をしていると、体がその使い方仕様になっているため、骨格が歪み、負担のかかっている筋肉は硬く緊張して正しく足を使えない状態になっています。
そのため、まず骨格と筋肉を調整し、正しく足を使えるよう体を整えてから正しい足の使い方を身に着けていきます。

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でも、正しい足の使い方って言われても・・・まっすぐ歩くことじゃないの?

足を使うとは、立つこと、歩くことです。正しい足の使い方というのは、簡単に言うと「踵で立ち」「踵で歩く」ことです。
正しい足の使い方をすると、症状が軽い人はこの時点で痛みが軽減していることを実感していただけます。正しい足の使い方を身に着けると、症状を軽くするだけではなく、肩こりや腰痛などの他の体の不調も軽減していきます。

ぜひいちど、負担のかからない、足の正しい使い方を体験してみて下さい!