症例報告

【症例19】T.Oさん(50歳代/痛み外反母趾の痛み)

今回は、50歳代の女性の症例をご紹介します。
T.Oさんは足の痛みがひどくなり、ご来院されました。
テーピングやマッサージなどを受けたご経験があったとのことですが、満足いく効果は得られなかったようです。

TOさんの足を見てみましょう!

当院では、まず最初に必ずトライアルコース』を受けていただきます。
歩行を改善するためには、ご自分で努力する過程が必ず必要になるため、本当に頑張れそうかどうかを確認していただくためです。
その時に、足の裏から写真を撮ります。
これが、歩行改善をする前の写真《Before》となります。
その後、4~12か月をかけてプログラムを受けていただきます。そのプログラム終了時に「どれだけ改善したか」を確認するためにもう一度写真を撮ります。これが《After》となります。

《Before》

《After》

当院の特徴として、外反母趾が改善したかどうかを痛みの改善度だけでなく、数字で客観的に判断していただけます。

改善度を数字で見る!

それでは、Oさんが6か月でどれほどに改善したかをグラフで見てみましょう。

最初にご来院いただいた時には、特に左親指が27度を超えていました。ご本人が痛みを感じておられたため、角度は関係なく早く改善が必要な状況でした。
それが6か月後にはぐんと改善されています。Oさんにとって良かったのは、足の痛みがなくなったということです。歩行を改善することを「意識し続けないと難しい」と感じておられるようですが、やはり痛みがなくなったことを実感されているので、これからも頑張っていただけると思います。
また、足の幅が0.4~0.5㎝改善しています。
足の幅というのはあまり気にされておられる方が少ないかもしれませんが、外反母趾の指標のひとつです。正しい歩き方ができるようになると自然と足の幅は狭くなります。
「たった0.4~0.5㎝の改善」と思われるかもしれませんが、これだけ変わっただけでも、Oさんは靴が大きく感じるようになるなど、意外と大きな差なのです。

アンケート


他にも外反母趾の痛みが改善した方はたくさんおられますよ!

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