症例報告

【症例20】Y.Fさん(30歳代/外反母趾の痛み、足の変形)

今回は、30歳代の女性の症例をご紹介します。
Y.Fさんは外反母趾の痛みと足の変形に悩まされご来院されました。
テーピングやマッサージなど、いわゆる外反母趾の治療は未経験とのことでした。

YFさんの足を見てみましょう!

当院では、まず最初に必ずトライアルコース』を受けていただきます。
歩行を改善するためには、ご自分で努力する過程が必ず必要になるため、本当に頑張れそうかどうかを確認していただくためです。
その時に、足の裏から写真を撮ります。
これが、歩行改善をする前の写真《Before》となります。
その後、4~12か月をかけてプログラムを受けていただきます。そのプログラム終了時に「どれだけ改善したか」を確認するためにもう一度写真を撮ります。これが《After》となります。

《Before》

《After》

当院の特徴として、外反母趾が改善したかどうかを痛みの改善度だけでなく、数字で客観的に判断していただけます。

改善度を数字で見る!

それでは、Fさんが8か月でどれほどに改善したかをグラフで見てみましょう。

最初にご来院いただいた時には、特に左親指が26度を超えていました。ご本人が痛みを感じておられたため、角度は関係なく早く改善が必要な状況でした。足の変形も気になっておられたようです。
それが8か月後にはぐんと改善されています。Fさんにとって良かったのは、足の痛みがなくなったということです。歩行を変えることで違和感があり歩くスピードが落ちるためややストレスを感じておられたようですし「意識し続けないと難しい」と感じておられるようですが、やはり痛みがなくなったことを実感されているので、これからも頑張っていただけると思います。
また、足の幅が0.2~0.4㎝改善しています。
足の幅というのはあまり気にされておられる方が少ないかもしれませんが、外反母趾の指標のひとつです。正しい歩き方ができるようになると自然と足の幅は狭くなります。
「たった数ミリの改善」と思われるかもしれませんが、これだけでも、靴が大きく感じるようになったりするなど、意外と大きな差なのです。
また、気になっていた変形も、写真を見比べていただくと分かるように、随分と改善されています。
あと、足が細くなったように感じておられるとか。女性には嬉しい変化ですよね!足が細くなった、足首が締まったというご感想は、結構な頻度で聞きます。

アンケート


道具を使わず、歩き方を修正して外反母趾を治す・・・
「そんなこと考えたことなかった!」
という方は大変多いです。
今まで、何をしても改善が見られなかったあなたの足のトラブル、歩き方を変えることで何かが変わるかもしれませんよ。