足によい・・・それホント?
足に不安があるからと、足にいいつもりでしていること、実は症状を悪化させている可能性があります。
足に悪いトレーニング
足指を鍛えたり足を細くするという効果をうたわれて行われる、「かかとあげ運動」。
これは外反母趾の人は止めたほうがいいです。
それは何故かというと、不安定な状態で足の前側に余計な力がかかることが外反母趾を悪化させるからです。
間違わないでほしいのは、外反母趾は足指の力が衰えたからなるものではないのです。逆に、足の前側に力をかけすぎて疲れてしまった状態なのです。
なので、かかとあげ運動やタオルギャザー運動などは外反母趾の治療としては全く無意味なものとなります。
装具やサポーターも気を付けて
装具やサポーターは、外反母趾の治療や予防には全く役に立ちません。
むしろ痛みが出てしまうこともあるので要注意です。
外反母趾の原因は、ハイヒールや足指の衰えではなく、足の使い方にあるのです。
装具をつけて指の形がまっすぐになったところで、それは無理に形を変化させているだけで、むしろ変な負担をかけることにしかなりません。
これはウエストを細くしたい人が無理に細いズボンをはいて『私痩せた!』と言っているのと同じです。
苦しいだけで、何の意味もないこと・・・お分かりですね。
手術をする前にもう一度考えて!
ひどい外反母趾で悩んで整形外科に行くと、手術を勧められることがあるかと思います。
もちろん、人によっては手術が最適解の方もおられるとは思いますが、そうでない方も多いのが事実です。
それは何故か?
それは、外反母趾というのは、けして親指が曲がった病気ではないからなのです。
親指の付け根が広がって足の横幅が広がっている状態なのです。
動画では手術の方法も含めてご紹介し、どうして効果がないのかをお伝えしています。
手術をしなくても、立ち方・歩き方を変えるだけで重度の外反母趾がよくなる方法があります。
歩行改善をして足のトラブルを改善した方たちの声をぜひお聞きください。