症例報告

【症例1】M.Kさん(40歳代/外反母趾・内反小趾)

今回ご紹介するのは、M.Kさん。40歳代の女性の方です。
通院期間は2019年6月から2019年12月までの、おおよそ6か月間になります。
手術をたびたび勧められてきたMさんですが・・・

Mさんの主訴は

外反母趾の治療に、今まで何十か所も行き、色々な治療をしてきたMさん。
思いつくものは何でもやってみたそうです。
そんなMさんのお悩みはこんなものがありでした。

Mさんの主訴

★ 外反母趾の痛み
★ 内反小趾
★ 足のむくみ
★ 腰痛
★ 立ち方の違和感

どこへ行っても、最後には、手術をしたほうがよいと言われましたが、手術だけは嫌で、なんとか良くなる方法はないかと思っていたそうです。

そんな中、当院に目が止まり来院されました。

BEFORE

最初に院に来て驚いたのは、思ってもみなかったところを指摘されたことだそうです。
歩き方が違うとは思っていなかったので、それが外反母趾の原因だなんて考えていませんでした。
歩行を変える前のMさんの足がこちらです。


左右ともに、外反母趾と内反小趾がみられます。
指ははっきり曲がっていて、親指の爪が潰れてしまっていました。また右足の指は丸まり気味で、それほどひどくはありませんが、いわゆるハンマートゥの状態です。
外反母趾の角度としては軽度から中度にあたりますが、Mさんは靴を履かない状態でも痛みを感じておられていました。

AFTER

Mさんはなんと、電車で1時間以上もかけて鎌倉(途中から横浜)まで通われました。
約半年の成果がこちらです。


左右とも、外反母趾、内反小趾の状態が良くなっています。さらに、見た目が悪く気になっていた親指の爪も、とても綺麗に生えてきました。
正しい歩き方で、爪先への圧迫がなくなって爪に負担がかからなくなったためです。

今まで色々な治療やグッズを試してきても全く効果を感じたことがなく、見た目については半ば諦めていたMさんは、ご自分の足を見て「角度って本当に変わるんだ」と驚かれていました。

指の角度については、測定値を並べると一目瞭然。外反母趾と内反小趾がひどかった右足ではかなりの改善が認められています。

※残念ながら、Mさんの測定時には、当院に『フットルック』が導入されていませんでした。

その他の変化について

足の親指の痛みもなくなり、腰痛が楽になり、朝の足のだるさや頭痛がなくなって寝起きが良くなったそうで、度々悩まされていた頭痛も、薬を飲まなくてもよくなったとのこと。

他にも、股関節の痛みやむくみがなくなり、足の冷えも改善されたのか、冬になっても夜カイロや靴下がいらなくなったというのは嬉しいお知らせですね。

まだ、もう少し通ってみようとお考えのMさん、正しい歩き方を続ければ、足の角度ももっと正常に近づいて、素足に自信が持てるようになれますよ!

Mさんのアンケート