症例報告

【症例6】A.Kさん(40歳代/1年継続の症例)

今回ご紹介するのは、40歳代のA.Kさんです。
A.Kさんは半年でプログラムを終えた後、さらに半年追加で通われました。順調に改善していたKさんですが途中でコロナ騒動があり通院が一時ストップしてしまったためか、プログラム終了時にはご自分の納得する結果が出なかったようでした。そこでさらに半年通院を続けられました。
これまでは約半年ほどでの改善例をご紹介させていただいていましたが、今回は『歩行を変えて1年経ったらどうなるか』という症例です。

Kさんの主訴は

お母様もひどい外反母趾に悩まされ、痛みにお悩みの様子を見てきたKさん。
ご自身では足の指の間を拡げる器具やテーピングを試しておられました。

Kさんの主訴

・疲れやすい
・快適だと思える靴に出会えない
・何もしていない時に痛みを感じる時がある

BEFORE

歩行を変える前のKさんの足がこちらです。
両足とも30度を超える外反母趾がみられます。足の幅も9.8㎝でした。

AFTER

プログラムを終えた後6か月が経過した、12か月後の成果がこちらになります。
写真はありませんが、プログラム終了後のデータも併せて載せています。6か月でも左右共に外反母趾の状態が大きく改善していますが、『正しい歩き方』で6か月過ごした後ではさらに改善が認められています。足幅は6か月ではあまり変化が見られませんでしたが、12か月後のデータでは大きく改善していることが分かります。

角度の改善はグラフで見ると前半6か月と後半6か月の比較ができます。右足はほぼ同程度の改善を示していますが、左足は後半6か月でぐんと改善のスピードが増しているのが分かります。
外反母趾の改善は、正しく歩けるようになってからが本番なのです。

その他の変化について

感じていた足の痛みもなくなり、足の裏が硬くなったりすることもなくなったそう。世界が違って見えるとまでおっしゃっていただけました。

Kさんのアンケート